
マッサージピール
マッサージピールとは

マッサージピールとは、イタリアで開発された「PRX-T33」という薬剤を使用した、新感覚のピーリング施術です。コラーゲンピールとも呼ばれています。表皮剥離をすることなく真皮深層にアプローチし、強力なコラーゲンの生成を促します。
肌のハリ・ツヤを生成するだけでなく、たるみやくすみ、小ジワ、乾燥が気になる方にも人気です。
施術自体は約15分で完了します。マッサージしながら薬剤を優しく浸透させ、拭き取ったら終了です。施術中の痛みやダウンタイムは基本的にないため、美容医療を初めて受ける方や、怖さを感じている方も挑戦しやすいメニューとなっております。
マッサージピールはこんな方にお勧め
- 肌のハリやツヤの低下が気になる方
- たるみやくすみ、小ジワが気になる方
- そばかすが気になる方
- 毛穴の黒ずみをケアしたい方
- 首のシワをケアしたい方
- ダウンタイムが少ない治療を希望している方
- 施術中の痛みが怖い方
マッサージピールの薬剤
マッサージピールの薬剤として使用されるPRX-T33には、33%のトリクロロ酢酸、低濃度の過酸化水素、5%のコウジ酸が含まれています。トリクロロ酢酸は真皮層まで作用し、ピーリング効果も高い成分ですが、表皮剥離などの炎症反応が強い傾向があるのが難点です。
そこへ、トリクロロ酢酸による表皮剥離を抑えてくれる過酸化水素を混和させることで、トリクロロ酢酸のメリットはそのままに、ダメージの少ない施術が受けられます。コウジ酸は美白や保湿にアプローチする成分で、シミやくすみ、色素沈着の改善を促してくれます。
マッサージピールと従来のケミカルピーリングの違い
どちらもピーリング施術であり、肌に直接薬剤を塗布するという点では同じですが、働きかける皮膚の層が異なります。ケミカルピーリングは表皮に作用し、マッサージピールは真皮に作用します。
ケミカルピーリングは、酸を含んだ薬剤を表皮に作用させ、角質を剥離させることで肌のターンオーバーを促します。ニキビやニキビ跡、皮脂の過剰分泌、毛穴の黒ずみなどにアプローチできるのが特徴です。ただ、ターンオーバーが促される際に、皮むけや赤みが生じることがあるのがデメリットです。
一方で、マッサージピールは、イタリア製のPRX-T33という薬剤を真皮層に作用させ、コラーゲン生成を促します。肌のハリやツヤの向上をもたらし、シミ、くすみ、たるみ、色素沈着などにアプローチできるのが特徴です。ダメージを抑えてピーリングの効果を得ることができます。
マッサージピールのリスク・副作用
施術中に違和感を感じることがある
薬剤を塗布する際、ピリピリとした感覚やムズムズ感、熱感といった違和感を感じる場合があります。ただ、皮膚剥離を防ぐ成分が入っているため、痛みはほとんどありません。
ダウンタイムの症状が出る場合がある
マッサージピールは、基本的にダウンタイムはほとんどありません。ただ、人によっては、施術後に赤みや乾燥、皮むけといった症状が生じることがあります。特に敏感肌の方は要注意です。症状が出た場合でも、保湿をしっかり行っていただければ、2〜3日ほどで落ち着きます。